輪島塗香合
瓢箪カボチャ
螺鈿(らでん)入り
薄(ススキ)にトンボの蒔絵仕上げ
内面黒色/外面黒タメ色
寸法 : 直径 7 cm、高さ 12 cm

瓢箪カボチャ、内面黒色/外面黒タメ色、螺鈿(らでん)入り、薄(ススキ)にトンボの蒔絵仕上げの蒔絵仕上げの輪島塗香合です。 輪島塗は素材としては通常、天然木を用いますが、茶道具だけは別で、主に自然の素材を用います。本物の瓢箪カボチャの中身を取り除いた後、皮に布着せを施し、漆を塗って製作した輪島塗の瓢箪カボチャの香合です。外見上は本物の瓢箪カボチャに見間違うほどです。また、タメ色とは、タメ塗りに起因するもので、初めに朱色の漆を塗った上に、黒色の色粉を混合した朱合漆(透き漆)を塗って得られる手法です。この特徴は、出来上がった直後はかなり黒っぽい色ですが、時間経過と共に黒色が透けて、初めに塗った赤味を帯びて来ます。
さらに、蒔絵とは、漆を塗った上に金粉や銀粉を蒔き、絵を描く手法です。トンボの羽には、細かく砕いたアワビ貝を埋め込んだ螺鈿(ラデン)入りです。大型の瓢箪カボチャなので、香合の他に、茶器として用いられます。商品は布製箱に入れ、ラッピングしてお届けしますので、ギフトにも好適です。

画像
・瓢箪カボチャ、内面黒色/外面黒タメ色、螺鈿(らでん)入り、薄(ススキ)にトンボの蒔絵仕上げ輪島塗香合の全景
・同香合の内景