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能登の伝統工芸 輪島塗漆器
「涛華堂」 八井浄漆器本店は、輪島塗漆器の製造・直販店です。
輪島塗は、室町時代(約680~440年前)、紀州(和歌山県)の根来塗りに由来すると伝えられています。当地の重蔵神社本殿の朱塗りの扉は、応永年間 (約490 年前) の作と言われています。輪島が、①漆が採れること、②漆が乾くのに必要な高湿度であること、③木地となるアスナロ(ヒノキ科の常緑針葉樹)や欅(ケヤキ)に恵まれていること、④寛文年間(約350年前)には漆に混合すると堅牢さが加わる地の粉(珪藻土)が発見されたこと等、塗り物作りに最適な4つの条件を具備しているからです。
輪島塗は、木地作りの後、下地(刻荢(こくそ)、木地固め、木地磨き、布着せ、着せ物削り)、地付け・下地研ぎ(惣身地付け、惣身磨き、一辺地付け、空研ぎ、二辺地付け、二辺地研ぎ、三辺地付け、地研ぎ)、中塗り(中塗り研ぎ、小中塗り、小中研ぎ)、上塗り、蝋色(ロイロ)、加飾(蒔絵、沈金)等、124工程の手作業を経て完成します。木製のため、熱伝導性が低く、堅牢で、修理が可能等の特徴を持つ輪島塗は、江戸時代以降は飛躍的に需要が増えて、多くの人に愛用されるに至っています。
マス・メディアでの紹介
北陸スペシャル番組
「もう1度ここで働きたい、~どうする?被災地のなりわい再建~」
・2024年4月13日 5:10~5:37 NHK総合テレビで日本全国に放映
・2024年4月6日 11:25~11:52 NHK総合テレビ、北陸3県で再放映/BS103で全国に放映
・2024年4月5日 19:30~19:47 NHK総合テレビ、北陸3県で放映/BS103で全国に放映
・2022年7月8日
テレビ東京「昼めし旅」(11:40~)で、演歌歌手さくらまやさんが、当店で輪島箸を購入しているシーンが放映されました。
・2022年2月21日
輪島塗クラリネットがテレビで放映されました。
テレビ番組:MRO北陸放送、18:15-18:45 「レオスタ」 タイトル「漆の力で音色豊かに」
・2022年2月3日
・2022年1月22日
・2022年1月21日
木管楽器のクラリネットを輪島塗化したところ、不協和音が解消する等により、音響効果が非常に向上したことが、3回にわたり新聞に報道されました。
新聞名: 2022年2月3日付け、北陸中日新聞・朝刊>
新聞名: 2022年1月22日付け、北國新聞・朝刊
新聞名: 2022年1月21日付け、北國新聞・夕刊
・2021年10月9日
木管楽器のひとつであるクラリネットを輪島塗化したところ、音響効果の著しい向上が認められました。これにより、輪島塗化した楽器の音響変化を、全世界の人が知ることが出来るようになりました。
著者名: Kiyoshi Yatsui, Chihiro Yamada, Yuta Yoshida, and Takashi Yatsui
(八井 浄、山田千尋、吉田勇太、八井 崇)
雑誌名:Japanese Journal of Applied Physics(応用物理学会・欧文誌)
掲載号:第60巻、10 月号、107002-1 ~ 077002-8 (2021).
論文題目:“Improving sound of clarinet by coating lacquerware (Wajima-nuri),”
(輪島塗で成膜したクラリネットの音響効果の改善)
・2020年6月13日
オーストラリア古来の管楽器である「イダキ」(英語名ディジュリドゥ)を輪島塗化し、成膜・加工前後の音響変化を調べた研究結果(英文)が、応用物理学会・欧文誌に掲載されました。輪島塗化した楽器の音響変化を、全世界の人が知ることが出来るようになりました。
著者名: Kiyoshi Yatsui, Hidehiko Asaoka, Yuta Yoshida, and Takashi Yatsui
(八井 浄、浅岡秀彦、吉田勇太、八井 崇)
雑誌名:Japanese Journal of Applied Physics(応用物理学会・欧文誌)
掲載号:第59巻、077002-1 ~ 077002-6 (2020).
論文題目:“Change of sound characteristics on yidaki (didgeridoo) coated by thick films of lacquerware (Wajima-nuri),”(輪島塗で成膜・加工したイダキ(ディジュリドゥ)の音響変化)
・2020年2月5日管楽器のイダキ(英語名はディジュリドゥ)を輪島塗で成膜・加工したところ、音の響きが良くなったことは前にも述べましたが、その論文が応用物理学会・機関誌の「応用物理」に掲載されました。 応用物理 2月号、第89巻、第2号(2020年)p. 109 – p. 112 題名:令和に響く輪島塗 著者名:八井 浄、浅岡秀彦、吉田勇太、八井 崇
・2019年9月15日前日開催された輪島塗イダキコンサートの記事が、北國新聞と北陸中日新聞に紹介されました。
・2019年9月14日当店で制作した輪島塗イダキのコンサートが石川県輪島漆芸美術館で開催されました。約60人が参集し、演奏を楽しんで頂きました。
・2019年8月17日我が家が作っている湯桶の制作過程が、MROテレビ(テレビ大阪)の「二代目 和風総本家 おいしい蕎麦学」で放映・紹介されました。なお、同じ内容は、関東地区では、7月4日に放映されました。
・2019年6月30日オーストラリア先住民が太古から使っているイダキを輪島塗で成膜・加工したところ、演奏家たちから「響きが良くなった」と言われました。その原因を探すため、周波数スペクトルを調べたところ、音量が増えて周波数領域が広がったこと分かり、北國新聞に紹介されました。
・2019年2月3日BS朝日放送 「尾上菊之助2019 歌舞伎まっしぐら」、我が家の商品がテレビで放映されました。
・2019年1月24日石川テレビで我が家の店舗と輪島塗が放映・紹介されました。
・2018年7月19日北國新聞「アボリジニ楽器(イダキ)に輪島塗」、アボリジニ(オーストラリア原住民)が使用しているユーカリの原木を輪島塗化した木管楽器(イダキ)が紙面で紹介されました。これと同様の内容が、2018年7月20日 、 富山新聞でも紹介されました。
・2017年1月23日NTV ヒルナンデス「関東から行く1泊2日絶景さんぽ旅」、いとうあさこ、大久保佳代子らが来店し、当店製作の輪島塗の数々がテレビで同時放映されました。その後、2017年3月6日、 NTV ヒルナンデスで 再放送されました。
・2016年10月3日テレビ東京、昼飯旅番組収録の為、スカルノ・デヴィ婦人が来店し、我が家で制作された輪島塗を購入し、テレビで同時放映されました。
・2013年4月27日テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎ 人情触れ合いの旅」、太川陽介、蛭子能収、森下千里が来店し、我が家で制作された輪島塗の数々がテレビで紹介されました。その後、全国各地で、幾度も再放送されました。
・2006 年11月11日NHK BS「奥能登に漆喰の美を訪ねて~石川県輪島市~」、川津祐介、水沢アキが出演し、我が家で制作された輪島塗の数々がテレビで放映・紹介されました。また、2006 年11月17日、 NHK BSで再放送されました。
・1992年6月号ロータスニュース 「北から南 日本全国商売めぐり 輪島塗現在進行形」、当店制作の輪島塗の数々が紙面で紹介されました。
取扱商品
輪島塗の取扱商品
■箸 類 | 箸、蒔絵箸、沈金箸、箸箱、箸置き、等 |
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■鏡 類 | 丸型手鏡、小判型手鏡、携帯手鏡、三面鏡、等 |
■正月用品 | 屠蘇器、重箱、等 |
■パネル類 | 壁飾り、掛軸、等 |
■卓 類 | テーブル (大・中)、書院机、高卓、平卓、水板、等 |
■椀 類 | 汁椀、蓋付き椀、飯椀、合鹿椀、雑煮椀、等 |
■茶道具 | なつめ、茶杓、香合、香炉、炉縁、茶器、手桶、炉縁、更好棚、花型盆、山道盆、こぼし、 湯の子、柄杓、湯桶、抹茶椀、四方盆、茶筒、茶櫃、器局、等 |
■スプーン類 | スプーン(大・小)、茶味、等 |
■盆 類 | 切手盆、丸盆、角盆、小判盆、長手盆、祝儀盆、等 |
■箱 類 | 弁当箱、小箱、硯入れ箱、文箱、等 |
■善 類 | 本膳、二の膳、卓上膳、等 |
■装飾品 | ブローチ、ペンダント、帯止め、チョーカー、ネクタイピン、ループタイ、イヤリング、ピアス、 バレッタ、かんざし、等 |
■嗜好品類 | コーヒーカップ(セット)、フリーカップ(セット)、マグカップ、湯呑、等 |
■酒 器 | ぐいのみ、杯、片口、等 |
■花器類 | 胴張型、球型、首長型、等 |
■皿 類 | 菓子器、銘々皿、取皿、茶托、小鉢、珍味入れ、八寸、茶台、大鉢、盛器、等 |
■その他 | 衝立、三宝、小タンス、針箱、茶棚、仏具、経机、杓子、杯洗、衣掛、木筒、等 等々。 |
店内には、2,700点超の豊富な品数の輪島塗を取り揃えています。
輪島塗は、記念品、引き出物、贈答・ギフト品としても最適です。
また、輪島塗は、修理が可能です。修理品の写真をお示し頂ければ、修理のお見積書(無料)をご送付します。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
〒928-0001
輪島市河井町2-47-2
■金沢事務所
〒920-0344
金沢市畝田東2-610