輪島塗平丸型かんざし
螺鈿(ラデン)入り
椿の高蒔絵仕上げ
タメ色
寸法 : 長さ18.5 cm、横幅 (上部)  4.2 cm

平丸型、タメ色、螺鈿(ラデン)入り、椿の高蒔絵仕上げ、輪島塗かんざしです。ここで、蒔絵とは漆を塗った上に金粉や銀粉を蒔き、絵を描く手法です。 また、高蒔絵とは漆を盛り上げた上に蒔絵を描く手法で、通常の蒔絵に比べて立体感が出て来ます。蒔絵の一部にアワビ貝を細かく砕いた螺鈿(ラデン)入りです。また、タメ色とは、タメ塗りに起因するもので、初めに朱色の漆を塗った上に、黒色の色粉を混合した朱合漆(透き漆)を塗って得られる手法です。この特徴は、出来上がった直後はかなり黒っぽい色ですが、時間経過と共に黒色が透けて、初めに塗った赤味を帯びて来ます。かんざしの表面だけでなく、裏面にも椿が描かれています。髪に挿す二又部はすべり止め用のため、乾漆仕上げとなっています。商品は、布製の箱に入れ、包装してお届けしますので、ギフトにも対応できます。

画像
・平丸型、タメ色、螺鈿(ラデン)入り、蘭の高蒔絵仕上げ、輪島塗かんざしの全景
・同かんざしの先端部 (1)
・同かんざしの先端部 '2)